別館・雑記の館

DIY・自作PC好きのなんでも屋。情報処理業界の片隅からお届けする、試行錯誤の記録です。本館の構築が遅れていますが、きちんと建てたいが為です。

施設の応援作業にて

最近は

当面の課題解決として以前より解決に至らなかった資金問題解決のために、同時にこれからの新しい業界挑戦に向けて、経験と学習を重ねる計画を立て進めている。

今回は遠方の応援作業に参加したのですが、ITに多少なりとも詳しいということで機器に接する機会を得た。もちろん詳細は記載できないのですが、大規模で一般の人が出入り自由な状態の施設であるにも関わらず、大勢の重要な情報を扱う機器の無線ネットワークが「ローカル」でなく「グローバル」で構成されていたことに驚いた。流石に指摘すべきかと考えたが、同時にIT責任者らしき方が来ており、ルーターやネットワーク構成に付いて一応確認を取ってみたが、ほとんど知らされていないとのことで思い留まった。そのまま言動を出すことで、現行の現場責任者に単純に迷惑がかかるだけで、加えて結果的には解決には至らないだろうということが容易に判ったからでもあるが。

実際

ITの世界ではよく見聞きする話であり、何だこりゃという設定や構築のシステムが運用されているものが多い。多重請負構造とかエスカレーションとか、マニュアルがいい加減とか。実際の社会で多数の人を束縛する形で運用されるものが、まともに整合性すら取られずに運用されることを見聞きする方がむしろ多い。ただ判らなければ判らないで通せることが多く、素人を名乗りつつ適切なポジションから批判をすることで、最上のメリットを狙う厄介な存在が実は結構いることで、問題の解決が遅れることと面倒な構造に拍車をかけているが、そうしたリスクを最小にしつつ立ち回る方々の数の多さがIT問題を更に厄介にしているのは現場では能々感じるところではある。まあ間違いが指摘されない構造でメリットを得ている者と、実際にはデメリットを被っている者とでは、社会的なステータスも発言力も自ずと開きが出てくるものですが。

ただ

そうした施設での対応をして貰うのは、それだけ厳しい条件に置かれている人に限定して対応してもらった方が良いとも思った。実際に来館されていたのは外国人や曰く有りげに見えてしまう方、またそうした面倒な背景に特に気を使っていないお年寄りとか、そうした方がほとんどであったから。今回の長距離出向は大変でしたが、全体の出来自体は普段より良かったそうで、それがせめてもの救いでした。

 

 

追記 2021.10.21

念のために追記になります。

IT~機器に接する機会を得た~云々という話ですが、唐突にお呼ばれで言った話なので、IT機器を直接担当する話ではなかったのです。仕事の傍らで設定がおかしい事が多い、との現場の意見でIT担当立ち会いの元で触らせて頂いたお話です。ルータログインできないと時間も調査も不足で修正できない、となったのは結果的に良かったのか判りませんが・・・